【この人とマーケティング】「塩分チャージタブレッ」カバヤ食品 菓子メーカーが挑んだ“常識を打ち破る商品開発”

マーケティング本部 研究開発部 開発二課 課長 羽賀俊雄氏(左)                          マーケティング本部 ブランド企画部 企画二課 新田夏穂氏(右)

マーケティング本部 研究開発部 開発二課 課長 羽賀俊雄氏(左)                          マーケティング本部 ブランド企画部 企画二課 新田夏穂氏(右)

 1946年、キャラメルの製造販売事業を目的として、カバヤ食品は岡山県で誕生した。終戦直後、日本は深刻な食糧不足・栄養不足に悩まされていた。こうした社会背景に対して、「日本の会社が作ったもので日本を元気にしたい」という想いを掲げて製造されたキャラメルは、当時の貴重な栄養源として注目を集めた。 その後も、「ジューC」や玩具が主役の「ビッグワンガム」などを発売し、多種多様な菓子ジャンルを開拓した同社は、09年に「塩分チャージタブレッツ」を投入する。発売当時は、“熱中症は危険”とい

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