山崎製パン、売上高と営業益が過去最高更新 商品・多極化戦略が奏功

 山崎製パンの24年12月期連結業績は売上高が1兆2000億円超え、営業利益も500億円超えを達成し、それぞれ過去最高を更新した。23年7月に実施したパン類の価格改定効果の一巡を見据えた商品戦略が奏功し増収に貢献した。具体的には「ダブルソフト」の抜本的な品質改善を実施し同品の大幅伸長につなげるとともに、品質改善で見いだした新技術をほかの食パンなどに活用。さらに、足元の消費状況を踏まえ付加価値商品から低価格帯商品までの品揃えを充実した多極化戦略が寄与した。

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