伊那食品工業、「飯沼の棚田」保全へ パートナーシップ協定締結

「飯沼の棚田地域振興協議会」とパートナーシップ協定を結んだ伊那食品工業(写真左=塚越英弘社長)

「飯沼の棚田地域振興協議会」とパートナーシップ協定を結んだ伊那食品工業(写真左=塚越英弘社長)

 【長野】伊那食品工業は9日、長野県中川村の「飯沼の棚田地域振興協議会」と「棚田パートナーシップ協定」を結んだ。同社およびグループ会社のぱぱな農園、米澤酒造は、棚田の保全活動と営農に取り組むほか、棚田米だけで作る日本酒「おたまじゃくし」の製造販売などを通し、棚田と地域の魅力発信に努める。
 現地で行った締結式で塚越英弘社長は「2014年に米澤酒造を継いだ時から、『おたまじゃくし』だけは何としても残していくと誓った。今後は少しでも棚田を増やし、地域と一緒

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