本紙選定・2025年重大ニュース 食の安定供給、より重要に
2025.12.24
◇危機的課題と活路が交錯した1年 2025年の食品業界はトランプ関税による危機的ムードで開幕し、コメ騒動を筆頭とする食糧供給不安、初の出生数70万人割れといった食を取り巻く課題が深刻化。年末にはサイバー攻撃がサプライチェーンに深い爪痕を残し、食の安…続きを読む
◇クレードル興農・河北康明社長 1932年の創業以来、スイートコーンやアスパラガスなど道産農産物加工を手掛けるクレードル興農は8月から、主力工場である喜茂別(きもべつ)工場を大幅リニューアルし本格稼働させた。年間約800tから1000tの缶詰出荷が…続きを読む
【関西】宝酒造の“農業生産者と消費者をつなぐ地域限定クラフトチューハイ「寶CRAFT」”の取り組みが、環境省主催の第13回グッドライフアワードで「実行委員会特別賞 環境地域ブランディング賞」を受賞した。6日、東京都内で表彰式が行われた。 グッドライ…続きを読む
【関西】ダイドーグループホールディングス(GHD)は15日、2026年に全国各地で行われる祭りの中から34の祭りを選び、各地の民間放送局が1時間の特別番組を制作・放送し、同社が単独提供する「ダイドーグループ日本の祭り」=写真=を実施すると発表した。 …続きを読む
寿がきや食品は今期(26年3月期)、前年に続いて、東海地方を中心に279店舗展開している外食店「スガキヤ」との相乗効果が発揮できる施策に力を入れ、地元に定着しているブランド力を高めている。同時に有名店監修の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」をはじめと…続きを読む
ヤマダイの4~10月の即席麺販売状況は、前年を上回って推移している。6月の価格改定や8月の酷暑の影響など、単月の実績としては厳しい月があったものの、流通や消費者から、あらためて商品価値への理解があったことに加え、同社が制定している「凄麺の日」に向けた…続きを読む
【関西発】フルタ製菓は13、14日の両日、大阪本社(大阪市生野区)と全国の8支店、ららぽーと堺(堺市美原区)、ふるたす天王寺MIO店(大阪市天王寺区)の11拠点でクリスマスセールを開催した。ららぽーと堺では、オープン前から約130人が行列をつくるなど…続きを読む
【関西】日本政策金融公庫(日本公庫)奈良支店農林水産事業は、奈良県斑鳩町の菓子製造業、シンコー食産に対し、新工場建設に必要な資金を南都銀行と協調で融資した。直営カフェと一体となった菓子工場がこのほど本格稼働した。8日、発表した。 シンコー食産は19…続きを読む
ピックルスホールディングス(HD)では子ども食堂への支援の一環に食育活動を実施している。6日、なかよし食堂(埼玉県入間市)から7組14人を招待し、子ども食堂食育ツアーとして野菜収穫体験およびキムチ作り体験を実施した。 野菜収穫体験では同社のピックル…続きを読む
【北海道】北海道キリンビバレッジは1日、安平町立早来学園にベルマーク1万7337点を寄贈した。同日には贈呈式が開催され、同社の岡本恭輔社長、安平町立早来学園の網代健男校長らが出席した。 この取り組みは、道内キリングループで集めたベルマークを北海道胆…続きを読む
全国農業協同組合連合会(JA全農)と野村不動産ホールディングス(HD)、農林中央金庫(農林中金)は10日、農産物の消費拡大を通じた地域活性化に関する連携協定を締結した。今後、全国の特色ある農産物や産地の取組みについて消費者への認知を促し、農産物の消費…続きを読む