備蓄米流通停滞 コメ卸、制約・規制の存在指摘 農政見直し求める声も

 備蓄米の流通が滞り、米価高騰に歯止めが掛からない。大手米穀卸は原因として、さまざまな制約や規制の存在を指摘。コメ騒動の再発防止として、補助金で需給・価格をコントロールする現行の農政見直しを求める声も聞かれ始めた。
 農林水産省が16日、政府備蓄米流通に関する卸業者のコストや利益を公表したことを機に、コメ卸が多くの利益を得ていると一部メディアで批判が高まり、各社に問い合わせが急増している。備蓄米のコストアップ構造について「年産・産地品種の特定が困難なこ

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