卸マンの売れ筋食材チェック!:東京都港区・畑憲樹さん
◇ゴルフ飯特集
●ゴルフ飯の付加価値向上を提案
畑憲樹さんは入社27年目を迎える業務用一次卸の営業マン。現場一筋かつ横浜営業所長と大阪営業所長を経て東京本社に転勤。現在は営業部署の要職を務め、大口の得意先を担当している。畑さんは「単価アップに貢献する付加価値の演出が業務用卸営業の役割」と語り「お客さまに提案する商品開発の創造が醍醐味」と意気込む。ゴルフ場レストランのメニュー開発にも精通する畑さんに、ゴルフ飯に有望な業務用食材を挙げてもらった。
■問い合わせ=ヤグチ 食品事業部東京第二営業所 TEL03・3798・0811
単価アップと高級演出の即戦力
ゴルフ場では来場客の世代交代が進んでおり、とりわけ女性客が増えています。健康志向やコメ不足など世相を反映したメニュー開発も活発です。
そんなゴルフ場レストランに好適な即戦力3品を紹介します。
まず、いつものメニューを劇的に高級演出できるブランド鶏卵「あわそだち」。「伊勢神宮外宮御奉納」の栄誉を賜った逸品です。最高級の飼料を与えられ、自然豊かな農場で育った風味と肉質は抜群です。割高でも付加価値と話題性はあまりある、まさに定番ブラッシュアップの即戦力です。
次にブルドックさんの「下仁田かつ丼のたれ」。先に発売した「桐生ソースかつ丼ソース」や既存製品と合わせて「ご当地カツ丼」を提案できます。ご当地カツ丼は全国に約10カ所。選べるミニ丼の好感度アップは鉄板。コメ不足に向き合う麺類セットの強化に好適です。
「純国産大麦若葉100%粉末」は、早い話「青汁粉末」です。健康志向を背景に、本品を活用した酎ハイ「若葉ハイ」が散見されます。冷水で濃いめに希釈して「ワンショット」を「ナイスショット」にかけてメニュー化しているユニーク事例もあります。
繁忙が集中するゴルフ場レストランは古今を問わず、高品質と省力化の両立が課題。それに見合う質実的な即戦力を提案できます。ぜひお声がけください。
●小林ゴールドエッグ「阿波産品 あわそだちたまご」
伊勢神宮外宮御奉納ブランド
なると金時さつまいも・神山すだち・鳴門わかめなど、徳島県産の食材を配合した最高級の飼料で育った元気鶏卵。黄身にコクと甘味があり、さわやかな風味が特徴。開放式農場で1個1個丁寧に手摘みで収穫。
規格:Mサイズ1個58~70g×平均164個入り(常温)
●ブルドックソース「下仁田かつ丼のたれ」
麺類セットのミニ丼を手軽に
下仁田かつ丼は群馬県下仁田町で大正時代に発祥。甘口の醤油タレとカツのみのシンプルな組み合わせが特徴。ソースカツ丼のようにキャベツを敷かないのが流儀。本品を使えば簡単に再現でき、省力化と価値向上を両立。
規格:1,180g(常温)
●日本薬健「純国産大麦若葉100%粉末」
酎ハイの健康演出に好適
抹茶風味でノンカフェインの青汁粉末。植物繊維・鉄分・カルシウム・ビタミンE・ビタミンB2・葉酸など身体にやさしい成分を含有。野菜を感じにくいスッキリとした味わいが自慢。酒類の割材、料理の着色にも好適。
規格:大袋入り300g、スティック包装3g×46本(常温)