タカラサプライコミュニケーションズ、注目のアップサイクル印刷 食品残さを名刺などに

昨年11月、色素を抽出した赤シソの残さからノートと名刺を製作した

昨年11月、色素を抽出した赤シソの残さからノートと名刺を製作した

 【関西】宝ホールディングスのグループ会社であるタカラサプライコミュニケーションズが取り組む印刷技術「友禅印刷」のオプションの一つ「情緒性表現」(アップサイクル技術)に注目が集まっている。「完全乾燥・粉末粉砕可能」「酸化で形状変化・腐敗しないもの」といった条件をクリアした食品の残さ物などを名刺や広報誌、ラベル、ノートに生まれ変わらせることから、「SDGsの時代にかなった『紙』の新たな付加価値表現技術」と評価が高い。
 「友禅印刷」は日本の伝統的な染色技

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