VOICE:渡辺裕一郎・Jミルク専務理事 脱粉在庫、需要拡大へ結束を

 25年度の脱脂粉乳の期末在庫量は8万4400tと見込まれ、コロナ禍の10万tに近づいている。需要を生産が上回り、需給ギャップが広がっている。在庫量が適正水準を超えれば、メーカーの保管コストが増えるし、さらに積み上がれば賞味期限が超えて売り先がなくなり、どうにもならなくなってしまう。需要拡大しないと出口がない状況だ。
 牛乳・乳製品の需要拡大へ、酪農乳業界は結束を強めている。異業種の食品業界とコラボ事例も多く出てきているので、これをさらに強め、他の業界

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