続々オープン、ニューコンセプト店:回転寿司割烹「海幸の街」回転飲茶「茉莉花」

2001.08.20 234号 2面

回転ずし、回転飲茶の設計、施工、運営を手掛ける日本クレセント(株)(石川県松任市、電話076・275・5223)は7月18日、東京・池袋西口に新タイプの廻転鮨割烹「海幸の街(うみのまち)」と回転飲茶「茉莉花(じゃすみん)」を複合店舗としてオープンさせた。

廻転鮨割烹「海幸の街」は、江戸前ずしの高級感と回転ずしの合理性やエンターテインメント性を併せ持つ店舗。

店内エントランスは石やガラスの柱を置き、レジカウンターは漆の朱色を使うなど新和風を演出する。またネタケースの間に付け台を設置したり、湯飲みを置いたままボタン一つで給湯できたり、コンベヤの真上から照明をあててネタを明るく見せたり、短時間で正確に皿勘定できるよう皿にICタグを封入し、ハンディーで読み取った精算カードをレジに連動させるなど、いままでにないシステムを採用している。

「若い女性が気軽に立ち寄れるよう清潔感、おしゃれ感を演出した」店づくりがされている。

隣接する「茉莉花」は、臨場感を演出したガラス張りのオープンキッチンスタイル。料理人が鍋を振る姿が見られ、出来たて感をアピールする。

一人でも気軽に飲茶が楽しめると人気の回転飲茶だが、同時に本格中華も楽しんでもらおうとメニューオーダーシステムをとる。

カラフルなメニュー表に掲載された料理は、すべて目の前で調理される。ポーションを少なくメニュー数を豊富にし、気軽に楽しめる店となっている。

◆廻転鮨割烹「海幸の街(うみのまち)」(東京都豊島区西池袋一‐一〇‐八、サングロウビル一階、電話03・5960・6271)坪数席数=八〇坪一〇五席/営業時間=午前11時~午後11時

◆回転飲茶「茉莉花」(東京都豊島区西池袋一‐一〇‐八、サングロウビル一階、電話03・5960・6271)坪数席数=八〇坪一〇五席/営業時間=午前11時~午後11時

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