宅配新製品情報:コンパクトな新蓄熱・保温冷材「保つくん」松田技術研究所

2002.01.21 244号 21面

(株)松田技術研究所(東京都板橋区、電話03・3554・1030)は、コンパクトな新蓄熱・保温(冷)材の「保つくん」を1月から販売を開始した。

同社はこれまでの技術と経験を生かし独自の物流関連商品の企画販売を行っている。すでになじみのデリバリービジネス関連の宅配ボックス、ルーフキット「ウインディ」などのメーカーとして実績を誇っている。

今回発売の蓄熱・保温(冷)材「保つくん」は、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままに、目的地まで配達できる宅配用の保温(冷)材。温めてピザや弁当と一緒に入れて使用すれば保温材に、冷やせばサラダやデザートなど冷たい食品の温度管理を手軽に行える。さらに、商品を保温袋に入れて使用した場合、三〇分間経過で九五%以上の保持能力を発揮する。使用の際の時間も手間もかからないので、忙しい配達業務にピッタリな商品である。

同品は、レトルト食品と同じように、沸騰したお湯で二三分間温める(約一分半~二分で八〇度C以上になる)。

《製品仕様》寸法=二九〇×一六〇ミリメートル、厚さ約二〇ミリメートル、主原料=高吸収性ポリマー・水・防腐剤、外側フイルム=ナイロンポリ、重量=六〇〇g 〈液状タイプ〉、一般小売価格=七二〇円、一箱二〇個入り一万四四〇〇円(税別・送料込み) 〈板状タイプ〉一般小売価格=八〇〇円、一箱二〇個入り一万六〇〇〇円(税別・送料込み)。いずれもばら売りは相談。また、宅配業者、食品メーカー・商社へ板状だけモニター販売している。モニター価格=五〇〇円/個。希望者は同社開発部・高橋氏まで。

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