業界NEWS:「外食アワード2025」 外食業界を盛り上げた5氏受賞!
新店舗では常に行列が絶えることがない人気を獲得し、新たなうどんチェーン勢力としての地位を確立。活性化している外食M&Aの中でもウィンウィンの成功例として注目されている。写真は「資さんうどん」の看板商品「肉ごぼ天うどん」
「銀座おのでら」ブランドは高級路線から日常使いまでを網羅する5つのブランドを設け、多様な顧客ニーズに応えるだけではなく、職人育成の場としても機能。次世代を担う人材の育成に尽力。写真は「薪焼うなぎ 銀座おのでら本店」
「全国各地の名品セレクトショップ」の切り口で開業した居酒屋「烏森百薬」(東京・新橋)から一貫して、「飲食業としての価値」に着目して事業を展開。写真はスキマバイトだけで営業する「新橋銀座口ガード下 THE 赤提灯」の店内
外食産業記者会は2025年に外食業界で活躍した事業者を表彰する「外食アワード2025」(特別協賛:外食ソリューションEXPO〈居酒屋JAPAN/焼肉ビジネスフェア事務局〉)の受賞者5氏を発表した。同アワードは今年で第22回目。25年の外食を象徴する「外食キーワード」には5つのキーワードが選ばれた。
◆外食事業者
●資さん代表取締役会長 崎田晴義氏(59歳)
2024年のすかいらーくHDとのM&Aを機に、北九州のソウルフード「資さんうどん」の成長が加速。全国区へと一気に拡大し、地方のローカルチェーンが全国市場で成功する事例として注目を集めた。独自メニューやこれまで培ってきた業態力でうどんチェーン市場に新風を吹き込む。
●ONODERAフードサービス/なだ万代表取締役社長 長尾真司氏(46歳)
個の職人技が際立つすし業界において、組織力をもって、すし業界の活性化に貢献。すし業態の枠に収まらず和食の多様な可能性を提示し、マーケット全体の活況を創出した。また、日本料理「なだ万」をグループ化し、老舗と新興を融合した新業態を出店。日本料理の新たな価値を試みている。
●ミナデイン代表取締役 大久保伸隆氏(42歳)
スキマバイトのスタッフのみで営業する居酒屋の経営や、アップデートの止まった公園などを飲食店のチカラにより再生し、地域創生をはじめ社会課題の解決を、飲食店経営を通じて実践。後継者難の名店の味を承継する事業や、閉店した各地の老舗店「新橋に復活させるプロジェクト」も開始。
◆食材事業者
●アサヒビール代表取締役社長 松山一雄氏(65歳)
『スマートドリンキング(スマドリ)』は、「飲む人も飲まない人も誰もが一緒に楽しめる」という画期的なソリューションを生み出し、外食シーンにおける顧客体験を劇的に向上させた。また、「アサヒゼロ(小瓶)」はノンアルコールビールテイスト飲料の枠を超え、外食市場に浸透した。
●浜田酒造代表取締役会長 浜田雄一郎氏(72歳)
芋焼酎市場が緩やかに縮小している中、芋焼酎〈だいやめ~DAIYAME~〉は新たな焼酎ユーザーの開拓に大きく寄与。従来の芋焼酎の香りが苦手だった女性層や、飲酒経験の浅い若年層など幅広い層から支持を受けており、芋焼酎市場の今後の拡大の牽引役になることが期待されている。
◆2025年外食キーワード 外食の「今」がワカル
令和の米騒動…米価格の高騰が外食業界にも大きな影響を与えた。2025年は政府による備蓄米放出が行われたが、値下げ効果は限定的で「令和の米騒動」は収束に至っていない
生成AI…AIでメニュー表・POP制作、AIで料理レシピ考案、AIで口コミ返信作成、AIで内装デザイン…等々、飲食店でも生成AIが幅広く活用されるようになった。
全国最低賃金1,000円超え…2025年度の最低賃金は過去最高の63円アップ(全国加重平均)。すべての都道府県で最低賃金が1,000円を越える見込みとなり、人件費の高騰を象徴するニュースになった。
麻辣湯(マーラータン)…中国発祥の“シビ辛”のスープ料理。ヘルシーな春雨をメインにし、海鮮、肉、野菜の具をカスタマイズできるようにした専門店が急増し、若い女性に受けてブームになった。
朝食市場の拡大…これからの成長市場として「朝食」の営業を強化する外食企業や飲食店が増加。高級路線の朝食メニューが人気を集める他、チェーン店も朝営業に新たに参入し、朝食市場が拡大した。












