久世、老舗卸の事業譲り受け 房総エリア対応強化
2025.09.12久世は千葉県鴨川市の斎藤商業から業務用食品卸売事業を譲り受ける。10月1日付で100%子会社の久世地域カンパニーが同事業を譲受し、久世が保有する久世地域カンパニーの株式の10%を斎藤商業に譲渡。併せて久世地域カンパニーは商号を斎藤商業(以下、新会社)…続きを読む
ベルクは1日、精米やコメ卸売のナカムラ米販(埼玉県越谷市)の全株式を取得し、完全子会社化した。ベルクは精米の継続的で安定的な供給体制を構築し、安全・安心で高品質な商品を販売するのが目的。同日開催のナカムラ米販株主総会と取締役で同日付で原島一誠ベルク社…続きを読む
イオングループは首都圏・近畿圏のSM事業を再編する。首都圏ではユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)傘下のマックスバリュ関東(MV関東)にダイエーの関東事業とイオンマーケットを統合。近畿圏ではダイエーが子会社の光洋を統合…続きを読む
日本チェーンドラッグストア協会の発表によると、2024年度ドラッグストア業界全体の総売上高は10兆0307億円(前年比9.0%増)。業界全体での店舗数は2万3723店舗。昨年度と比較して682店舗増。カテゴリー別売上げは、調剤・ヘルスケアが3兆331…続きを読む
食品小売業をめぐる業界再編が転換点を迎えている。ITを祖業とするトライアルホールディングス(HD)による西友の買収は新時代の到来を象徴し、再編の機運を一気に高めた。国内市場の縮小の中で業態を超えた競争を勝ち残るには集約化の流れが加速する。労働人口の減…続きを読む
関西・東海の両エリアでM&Aおよび新規出店の成長戦略を積極的に推進するコノミヤは、現在、大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・愛知県・岐阜県の広域でチェーン展開し、グループ総店舗数は107店舗まで拡大している。エリア外からの参入が相次ぎ、競争がより一層激化…続きを読む
◆新エリアへの進出活発化 GMS(総合スーパー)、SM(食品スーパー)のスーパーの業界勢力図が大きく塗り替わりつつある。イトーヨーカ堂の構造改革による閉鎖店舗の一部を譲り受け、各地に積極出店するOICグループのロピア、西友を買収したトライアルホール…続きを読む
レンゴーの連結子会社であるトライウォール社は、子会社を通じてイタリアのScart Imballaggi(以下、スカート社)の持分100%を取得した。 スカート社ならびに傘下の事業会社はイタリア北中部に工場を有し、段ボールや木材梱包、木材パレットなど…続きを読む
島根県益田市を中心に島根県浜田市から山口県萩市に至る日本海沿岸エリアや広島県広島市などで店舗展開するキヌヤ。少子高齢化や人口減少が続くエリア内において、ローカルブランド(LB)商品やPB商品の販売強化はもちろん、災害時支援の協定を市と結ぶなど、地域支…続きを読む
新型コロナウイルス感染症の脅威が去り、多くの来場者が集うイベントなどが通常開催されるようになっている。外国人観光客の数も増加傾向にあり、人流がコロナ禍以前のように戻ってきた。社会全体に活気が戻ってきており、それに伴い小売流通業への来店客数も着実に増加…続きを読む
セブン&アイ・ホールディングス(HD)がカナダのCVS大手アリマンタシォン・クシュタールから昨年8月に買収提案を受けていることを明らかにしてから11ヵ月、ようやく決着を見た。クシュタールは17日、買収提案を撤回すると発表した。クシュタールの提案に対し…続きを読む