ドラッグストア(DgS)業界は、店舗数の拡大が続く一方、事業会社の上位集約も進んでいる。12月に売上高2兆円超のツルハ・ウエルシア連合が誕生するほか、コスモス薬品が新たに1兆円に到達するなど、業界上位は小売業全体で見ても国内有数の規模になっている。同…続きを読む
極洋は2日、水産加工品の北欧販売網を有するデンマーク企業に出資し、連結子会社化した。海外事業の拡大に向けて拡張してきた西欧・南欧向けに加え、北欧向けの販売事業を強化する。投資額は明らかにしていない。(本宮康博) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
昭和産業は1日、東葛食品(千葉県鎌ケ谷市)の全株式を取得して、完全子会社化すると発表した。今回の子会社化は昭和産業グループの冷凍食品、加工食品事業の体制を一層強固なものにすることが目的。互いの連携を強化し、経営資源や相互の強みを結集させ、事業のさらな…続きを読む
◇トーホー・奥野邦治社長 トーホーは中計2年目の今期、奥野邦治社長体制を始動した。外食産業向け事業での全国展開、ブランド力向上に軸足を置きつつ、長期ビジョン「日本、そして海外の外食ビジネスの発展に貢献する」の実現、2030年1月期の売上高3000億…続きを読む
◇生鮮卸・関東トップに聞く フードサプライは首都圏を中心に飲食店など約6500軒のユーザーに農産品を供給する業務用青果卸だ。産地契約・市場取引・自社農園を組み合わせた調達網を駆使し、イノベーションが起こりにくい青果卸売業界で強い存在感を放つ。竹川敦…続きを読む
◇全国卸トップに聞く 尾家産業は10年後に売上高2000億円、営業利益60億円を目標数値とする新ビジョンを掲げた。「収益力の強化」「事業領域の拡大」「事業基盤の整備・強化」が重点戦略の3ヵ年中計も今期始動。全国6地区戦略を支える社内構造改革、戦略的…続きを読む
ベルクは1日、精米やコメ卸売のナカムラ米販(埼玉県越谷市)の全株式を取得し、完全子会社化した。ベルクは精米の継続的で安定的な供給体制を構築し、安全・安心で高品質な商品を販売するのが目的。同日開催のナカムラ米販株主総会と取締役で同日付で原島一誠ベルク社…続きを読む
イオングループは首都圏・近畿圏のSM事業を再編する。首都圏ではユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)傘下のマックスバリュ関東(MV関東)にダイエーの関東事業とイオンマーケットを統合。近畿圏ではダイエーが子会社の光洋を統合…続きを読む
日本チェーンドラッグストア協会の発表によると、2024年度ドラッグストア業界全体の総売上高は10兆0307億円(前年比9.0%増)。業界全体での店舗数は2万3723店舗。昨年度と比較して682店舗増。カテゴリー別売上げは、調剤・ヘルスケアが3兆331…続きを読む
食品小売業をめぐる業界再編が転換点を迎えている。ITを祖業とするトライアルホールディングス(HD)による西友の買収は新時代の到来を象徴し、再編の機運を一気に高めた。国内市場の縮小の中で業態を超えた競争を勝ち残るには集約化の流れが加速する。労働人口の減…続きを読む