水餃子専門店「故宮水餃」（こきゅうすいぎょう=東京都港区、電話０３・３４３４・３３７７）はこのほど、銀座に立ち食い・立ち飲みスタイル路面店一号店をオープンした。

新業態のこの店、オープン以来、連日幅広い年代の客層を得、オープンキッチンカウンターでは、出来たてのあつあつ水餃子（四個三〇〇円、八個六〇〇円）をほおばる客でにぎわっている。

餃子といえば、日本では焼き餃子が一般的だが、本場中国では水餃子が祝いの席やもてなしの席には欠かせないもの。

ここの水餃子は、この中国の味をイメージして作られ、あんは厳選した豚肉と黄ニラを使い、皮は口当たりのよい食感を出し、たれは醤油ベースにサンショウや唐辛子をきかせた醤油だれと上質の白ごま、本場の芝麻醤を加えたごまだれの二種。すべて手作りだ。

このほかファスト感覚で食べられる本場仕込みの味として、極細中華麺かビーフンがチョイスできる但仔麺（三三〇円）、故宮麺（三三〇円）がある。

◆「故宮水餃・銀座一号店」（東京都港区新橋一‐一一‐一、電話０３・５５３７・１１５５）営業時間=月～金・午前１１時３０分～午後２時、５時～翌朝４時、土・午前１１時３０分～午後９時、定休日=日・祝祭日