テイクアウト&デリバリーパスタ店舗紹介:ドゥプ原宿店
東京は裏原宿の「ドゥプ原宿店」はパスタ専門のデリバリー店。デリバリーは一五〇〇円以上のオーダーから受け付け。二~三人前のパスタを直径三〇センチメートルほどの紙製円形容器で提供する。
「客単価をアップして値ごろ感を訴求するために、パスタのボリュームを大幅アップしました」とはオーナーの大野太陽氏。客単価・約四〇〇〇円で、オーダーは一日平均一〇~一五件。ホームパーティーや社内懇親会、物販店のオープニング・レセプションなど、予算と用途に応じてコースメニューを設定。パスタアイテムの平均単価は二二〇〇円。リゾットやアンティパスト、サラダなどのサイドディッシュも豊富だ。
「デリバリーパスタは品質劣化(伸びること)との勝負」とし、冷凍麺などさまざまなものを試した結果、現在はゆで加減を調整できる乾麺を使用している。「イートインより硬めに仕上げるのがポイント」という。
一昨年10月にカフェを併設して複合店となった。カフェでは、ランチタイムに七八〇円からパスタを提供。裏原宿という土地柄、客層はショップ関係者が多く、午後5時まで延長したランチメニューが人気だ。
◆「ドゥプ原宿店」(東京都渋谷区神宮前二‐一九‐一五、コーポ松園二階、電話03・5411・3255)平均月商=五〇〇万円/バイク=一台/宅配商圏=二キロメートル/スタッフ=社員二人、アルバイト一人