シェフの愛用食材:ビストロリヨン・堂下浩氏 アクアメール「ゲランドの塩」
大手町ビルの地下1階にあるビストロリヨン。昼間はランチ、夜はワイン客でにぎわう。
「ワインを楽しむ方にとって、塩は大事な要素なのです」と堂下シェフ。
「ワインとともに楽しむ料理には、少々塩が入っていた方がよい。しかし、舌を刺すような塩辛い塩では、料理を台無しにしてしまう。食材の味を引き出し、かつ優しい味の塩を探し求め、このアクアメール社のゲランドの塩に出合いました」という。
一言で表すと「まるい塩」なのだそうだ。
ゲランドの塩は、一切添加物を使用しない、フランス有機農業推進団体(ナチュール・ド・プログレ)認定品。まるく、優しい味、そして添加物が一切入っていない、体に優しい塩でもある。堂下シェフもこの2点を気に入っており、顆粒、あら塩、海の果実の3種を使用している。
「顆粒はきめが細かく、溶けやすいので、魚のマリネや魚の下ごしらえに。あら塩は、しっかり天然の塩味が付きますので、自家製ベーコンやソーセージ、パテを作る時に使用します。パスタをゆでる際もいいですね。軟らかく、しかし、しっかりとパスタに塩味が入ります。海の果実は、ポワレ、サラダの仕上げにパラパラッとかけます。この何粒かで、味が違う。この3種あると、さまざまな用途に合わせて使用できるので、とても便利です」と堂下シェフ。
塩にこだわり始めたビストロリヨン。シェフの腕と食材へのこだわり、そして、ゲランドの塩との優しいハーモニーを、ワインとともにぜひ、味わいたい。
◆アクアメール「ゲランドの塩〈顆粒〉〈あら塩〉〈海の果実〉」
美しい大西洋に囲まれたフランス・ブルターニュ半島。その南部に位置するゲランド。ここでは、太陽と風の力だけで結晶化した塩を手作業で収穫する。アクアメール社では、料理に合わせて使いやすく、顆粒、あら塩、海の果実の3種に分けて販売。調理のどの段階でも、上手に自然の塩の味を加えられると人気だ。
〈顆粒〉規格=125g、250g、500g、1kg
〈あら塩〉規格=1kg
〈海の果実〉規格=125g、250g、1kg
●問い合わせ=(株)アクアメール 東京都港区赤坂8-4-7 電話03・5414・7187
http://www.aquamer.jp/
◆ビストロリヨン・堂下浩シェフ プロフィール
堂下浩(どうした・ひろし) 大手町ビストロリヨン、茅場町ビストロマルセイユ、タウンクライヤー日比谷、統括総料理長。
神戸ポートピアホテルメーンダイニング「アランシャペル」にて部門シェフとして6年間勤務。オテル・ド・ミクニの姉妹店「リヨン」にて3年間料理長を務め、2006年5月大手町のビストロリヨン料理長に就任。
◆「ビストロリヨン」店舗概要
所在地=東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビルB1