日本マクドナルド、新世代デザインモデル12店舗を同時オープン
日本マクドナルドはこのほど、東京・渋谷区、港区、千代田区に新世代デザインモデル店舗12店舗を同時改装オープンした。
原田泳幸会長兼社長兼CEOは「不景気になると価格志向が高まる一方で、ディズニーランド人気のように高級なものも売れる。マクドナルドも740円のアメリカンバーガーセットはヒットした。価値観は“バリュー フォー バリュー”(納得感、お得感)である」として、100円マックを置かず、メニュー価格を10円から30円値上げしている。
新店はフランス人デザイナーのフィリップ・アバンズィ氏による指揮で、ヨーロッパのマクドナルド店舗デザインを5パターンアレンジ導入した。クルーユニフォームも一新してサービスを前面に打ち出し、店内BGMはパーソナリティーにクリス・ペプラー氏を迎えて新世代の世界観を醸し出す。全店禁煙。
同社は今年度433店舗の戦略的閉店を行い、3~5年かけて633店舗のリニューアルを予定。3750店舗のうち1300店舗を入れ替えるという大がかりな店舗改革に着手する。