味の素、海外食品で通期利益を上方修正 売上げ伸長・コスト減で
味の素は、15年3月期通期の連結セグメント別業績予想で海外食品事業の営業利益を12億円上方修正し、期首の282億円(前年比12.8%増、営業利益率8.8%)を294億円(同17.6%増、同9.1%)とした。主要国での売上げ伸長と加工用うまみ調味料のコスト低減などが寄与した。後発品・競合品の影響で苦戦する医薬事業の下方修正、売上高31億円減、営業利益12億円減に相殺されるため、通期全体の連結業績予想は期首予想を変更しなかった。 利益成長の推進力となる