「横濱カレーミュージアム」を彩る個性派専門店7店舗

2001.05.07 227号 7面

横濱カレーミュージアムの名誉館長小野員裕氏は、全国約一〇〇〇店のカレーを食べ歩いたというカレー研究家。今回出店の七店は、その中から同氏が選りすぐった名店ばかりだ。横須賀市が推奨する「よこすか海軍カレー」の店舗は、従来、横須賀市内と限定しているが、関係者の熱意で、施設内での出店が可能になり、「ぐーるMAN」として参加している。小野氏が絶賛するインドカレー専門店「ハヌマーン」のほかに、和風カレー、本格インドカレー、欧風カレー、タイカレーとジャンルに富んだラインアップだ。

◆パク森

隠し味に味噌や醤油を使っている和風カレー店。リンゴ・バナナ・トマトなどのフルーツや野菜を一〇種類使ったルーは、酸味と甘みがほど良いマイルドな味わい。鶏がらと豚骨を二四時間煮込んでスープを作り、ルーは三日間熟成させる。

●おすすめメニュー=パク森カレー(九〇〇円、白いご飯の上にドライカレーを乗せた二層のライスに、クセのない和風カレーをかけた定番メニュー)

◆ぐーるMAN

横須賀名物「よこすか海軍カレー」は、日本の家庭料理としてのカレーライスのルーツといわれる横須賀海軍で出されたカレーを、まろやかな欧風カレーにアレンジした。赤ワインとマデラ酒、ポート酒で八~一〇時間煮込んだ牛肉が自慢。

●おすすめメニュー=よこすか海軍カレー(九〇〇円、じっくり煮込んだ自家製ソースが売り。ジャガ芋コロッケをトッピングすれば、満足度アップ)

◆トプカ

カルダモン、ベイリーフ、ガーリックなどをふんだんに使ったカレーが自慢。チキンを使ったムルギーカリーやポークカリーはさらっとスープ状、マトンカリーはこってりとした香ばしいルーにするなど、素材に合わせてルーを代える。トッピングの生玉ネギはルーのうまみを引き立てる。

●おすすめメニュー=ポークカリー(九〇〇円、ポーク、ジャガ芋、ニンジン、シシトウ、ナスと具だくさん。辛さを抑えたクセのないインドカレー)。

◆メーヤウ

昭和58年から続くタイカレーの専門店。オープン当初はタイ料理の食材がそろわず、わざわざタイまで買い出しに行っていたという本格派。生ハーブやスパイス、ナンプラーなどを使って丁寧に作られたルーは、辛さだけでない繊細な味わいがある。

●おすすめメニュー=メーヤウカレー(九〇〇円、 スパイシーな骨つきチキンと卵入り、赤いカレーは見た目通りの辛さ)

◆エチオピア

クローブ、クミン、シード、ターメリック、カルダモンなど、一二種のスパイスをすりつぶし、使用しているのでさわやかな風味が広がるスパイシーなカレー。フレッシュな香りを大切にするため、作り置きはしない。

●おすすめメニュー=野菜カリー(九五〇円、野菜スープで作られたインドカレーが、ナス、シメジ、インゲンなどの野菜とよくなじみ、奥深い味を作り出している)

◆スパイスの秘境

名古屋でも老舗のカレー店。はじめは野菜の甘みが広がり、後からオリジナルブレンドのスパイスの辛さと香りが爽快なインドカレー。

ルーは、うまみを凝縮させるために通常より玉ネギを多く使用しながら、三日間寝かせて仕上げた。

●おすすめメニュー=ポークカリー(八〇〇円、具はポークと玉ネギというシンプルさ。辛さは三段階から選べる)

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