帰ってきた飲食店のための血液型講座(47)ウチの上司はAB型(その傾向と対策)編

2013.06.03 411号 10面

 A、B、Oと上司の傾向と対策を検討してきたが、今回はAB型。

 いろいろある血液型のなかでも、一番分かりにくいのがAB型。

 なにしろ、“変わりやすい!”これがAB型。

 今日はニコニコしているから、「AB課長、ご機嫌だね」と思うと、午後には、カミナリ落雷。

 まるで、夏の積乱雲。

 油断していると、急な雷と雨でずぶ濡れじゃ。

 そして、鋭い。

 血液型の中でも、一番頭が切れるのがAB型。

 手抜きは、すぐに発見される。

 敵に回したら怖~いAB上司、何かよい対策でもあるのだろうか?

 と、その前に、AB型上司の特徴を整理しておこう。

 (参照=鈴木芳正著『血液型お助けハンドBOOK』産心社より)

 ■AB型上司のウザイ点

 (1)ムラ気で短気、嫌味も得意

 (2)とてもデリケート、何でもないことに傷つきやすい

 (3)半面、追いつめられると弱~い、根性ナシ

 (4)簡単に、“こいつ駄目!”と見放す冷たいヒト

 (5)何しろ、超がつくほどドライ(割り切る)

 ■AB型上司の許せる点

 (1)普段は穏やかで、人あたりのよい上司

 (2)トシのわりに、おしゃれセンス良い

 (3)「仕事は仕事、プライベートは別」と割り切る

 (4)本当に困った時、キチンと話せば相談にのってくれる

 (5)公私混同は一切無し、他人に干渉しない

 こんな上司とうまくやってゆくには、「有能な部下」を装うことだ。

 例えば、仕事は上司から言われる前に、先へ先へとやってしまうことだ。

 AB上司 A雄君、食材リストを用意してくれないか。

 部下A雄 ハイ、もう準備してあります。

 AB上司 オッ、さすが、仕事早いね。

 部下A雄 ありがとうございます。これもAB上司の指導のおかげです。

 AB上司 それで、使用頻度別に並べ替えてほしいんだよ。

 部下A雄 ハイ、すでにそのように、パソコンで色別にしてあります。

 AB上司 すごいね! 君出来るね。感心、感心。

 翌日、上司が怒鳴り散らす。

 AB上司 A雄、何だ! あれは。リストを30色に色分して、何が何だか分からないじゃないか。おまけに目が疲れてしまって、あ~ぁ目が回る。余計なことするな!

 先へ先へはよいが、やり過ぎてはならない。

 「有能」を装っても、付け焼き刃じゃ~すぐはがれるヨ。

 (血液型研究所主幹 エービー海老尾)

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