帰ってきた飲食店のための血液型講座(47)ウチの上司はAB型(その傾向と対策)編
A、B、Oと上司の傾向と対策を検討してきたが、今回はAB型。
いろいろある血液型のなかでも、一番分かりにくいのがAB型。
なにしろ、“変わりやすい!”これがAB型。
今日はニコニコしているから、「AB課長、ご機嫌だね」と思うと、午後には、カミナリ落雷。
まるで、夏の積乱雲。
油断していると、急な雷と雨でずぶ濡れじゃ。
そして、鋭い。
血液型の中でも、一番頭が切れるのがAB型。
手抜きは、すぐに発見される。
敵に回したら怖~いAB上司、何かよい対策でもあるのだろうか?
と、その前に、AB型上司の特徴を整理しておこう。
(参照=鈴木芳正著『血液型お助けハンドBOOK』産心社より)
■AB型上司のウザイ点
(1)ムラ気で短気、嫌味も得意
(2)とてもデリケート、何でもないことに傷つきやすい
(3)半面、追いつめられると弱~い、根性ナシ
(4)簡単に、“こいつ駄目!”と見放す冷たいヒト
(5)何しろ、超がつくほどドライ(割り切る)
■AB型上司の許せる点
(1)普段は穏やかで、人あたりのよい上司
(2)トシのわりに、おしゃれセンス良い
(3)「仕事は仕事、プライベートは別」と割り切る
(4)本当に困った時、キチンと話せば相談にのってくれる
(5)公私混同は一切無し、他人に干渉しない
こんな上司とうまくやってゆくには、「有能な部下」を装うことだ。
例えば、仕事は上司から言われる前に、先へ先へとやってしまうことだ。
AB上司 A雄君、食材リストを用意してくれないか。
部下A雄 ハイ、もう準備してあります。
AB上司 オッ、さすが、仕事早いね。
部下A雄 ありがとうございます。これもAB上司の指導のおかげです。
AB上司 それで、使用頻度別に並べ替えてほしいんだよ。
部下A雄 ハイ、すでにそのように、パソコンで色別にしてあります。
AB上司 すごいね! 君出来るね。感心、感心。
翌日、上司が怒鳴り散らす。
AB上司 A雄、何だ! あれは。リストを30色に色分して、何が何だか分からないじゃないか。おまけに目が疲れてしまって、あ~ぁ目が回る。余計なことするな!
先へ先へはよいが、やり過ぎてはならない。
「有能」を装っても、付け焼き刃じゃ~すぐはがれるヨ。
(血液型研究所主幹 エービー海老尾)