東京・神宮外苑の銀杏並木沿いに、ＫＩＨＡＣＨＩ流イタリアンレストラン「ＳＥＬＡＮ」が新たにオープンした。

経営母体は明治記念館。八年前、レストラン、カフェを手掛ける（株）キハチアンドエスにフランス料理「セラン」を営業委託していたが、今年の五〇周年を機にイタリアンレストランとしてリニューアルオープンさせたものだ。

系列店の無国籍料理「キハチ」などで培ったノウハウと、岩城シェフのイタリア料理が融合した新店舗は、明るく健康をテーマにターゲットを二〇代後半から三〇代におき、地域の拠点化を目指す。

客層は、立地に合わせ時間帯によりオフィス街のランチ客、休日の家族客、夜のカップル客と幅広く取り込み、あわせてメニュー構成も通常メニューにランチメニュー、ブランチメニューなどを設け対応させている。

四季折々変わる自然とともに楽しめるレストランは、外苑の新しいスポットとして話題になりそうだ。

◆イタリア料理「ＳＥＬＡＮ（セラン）」（東京都港区北青山二－一－一九、TEL０３・３４７８・２２００）=一八二坪、二二八席、営業時間午前11時30分～午後10時30分（土日祝10時～）客単価ランチ約一八〇〇円、ディナー約八〇〇〇円、目標月商五〇〇〇万円