話題の飲食施設 京急百貨店(横浜・上大岡) オープン1カ月250万人集客
平成4年11月から進められていた京急上大岡駅と京急百貨店が一体化する商業棟と、オフィスが入居する業務棟(地下三階、地上二六階建)、文化・公共施設などの中央棟(地下三階、地上九階建)の三棟から成る大型複合施設について、10月1日、京急百貨店がキーテナントの地下一階、地上一〇階建の商業棟がグランドオープンした。オープン一ヵ月の来館者は二五〇万人。これは目標を大幅にクリアした集客数だ。
業務棟、中央棟の二施設については、地権者の立退きの問題から工事が遅れ、完成は来年3月ごろになる見通し。
商業棟は京急百貨店ほか、同百貨店子会社((株)京急ショッピングセンター)が事業主体の上大岡ウイング(地下一階~地上三階)も展開しており、合わせて地域最大のショッピングゾーンを具現している。
飲食施設は上大岡初出店八店舗を含め、京急百貨店に二二店、ウイングに一八店の計四〇店が展開、これも地域最大の飲食ゾーンだ。京急百貨店の一〇階レストラン街は営業面積六六〇坪、総席数約一〇〇〇席、初年度売上目標は一四億円前後(推計)。