食文化:江戸の頃あれこれ=菓子屋繁盛記

統計・分析 総合 2006.06.19 9670号 5面

「うまい」は「甘い」に通じる。明日の設計より今日の美食、今日の満腹、という気分が強かった江戸庶民は、和菓子文化も多彩にした。いまある伝統的な和菓子は、ほとんどが文化文政時代(一八〇四~二九)に作られ、売り出されていた。 駄菓子、せんべい、落雁、浅草アメもそうだし、まんじゅう、きんつば、大福、うぐいす餅、かしわ餅、さくら餅、最中(もなか)、羊羹(ようかん)もそうだ。団子、あんころ餅、有平(あるへい)、おこし、水あめ、ぎゅうひ(牛皮)も、すでにこの時代の文

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