品川プリンスホテル、話題の施設で来客1000万人達成

1997.11.17 140号 20面

品川プリンスホテル(東京都港区、03・3440・1111)は、新館をオープンし二年一一ヵ月目の11月1日、宿泊・宴会・レストランのトータル来客数が一〇〇〇万人という記録を達成した。

新館オープンにより、五〇〇席を誇るバイキングレストラン「ハプナ」や二八室のカラオケルーム、一〇〇〇円ランチが楽しめる「東海道五十三次」、二四時間営業の「スパゲッティ&ピザ24」、また、コンビニコーナーなど従来のホテルの常識を破る施設を登場させ話題を呼んだ。

こうした新しい試みが受け入れられたのか、「ハプナ」はオープン以来、連日長蛇の列をつくるほどの盛況ぶり。年が変わるごとに来客数一〇〇万人達成の数字を更新し続けている。

一〇〇〇万人の来客数中、レストラン六三%、宿泊二四・四%、宴会一二・六%の構成だが、新館客室稼働率は、オープン以来の平均が八八・六%という高い数字を維持している。

「ハードはデラックス、料金はエコノミー」のコンセプトを打ち出すホテルとして、今後、お客にどこまで支持されるか注目されるところだ。

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