三菱食品、SM鮮魚売場を活性化へ 原料調達・加工でマルイチ産商と連携

卸・商社 ニュース 2014.07.11 11036号 01面
メニューパネルや加工食品との関連販売で訴求力を強化。魚は食べやすく加工済み

メニューパネルや加工食品との関連販売で訴求力を強化。魚は食べやすく加工済み

刺し身は酒のつまみ需要が高い。赤身や白身向けなど専門的な酒類提案を連動させ、需要を喚起

刺し身は酒のつまみ需要が高い。赤身や白身向けなど専門的な酒類提案を連動させ、需要を喚起

 三菱食品は、SMの鮮魚売場の活性化へ乗り出す。三菱グループのマルイチ産商(長野県長野市)の持つ水産物の原料調達・加工機能、自社のフルライン機能とマーケティング力を連動させたメニュー訴求型の新たな売場提案を行い、鮮魚の売上げ不振に悩む顧客課題を解消する。提案をSMの生鮮取引口座の開設に結び付け、新たな事業領域を拡大する狙いもある。2兆円を超える三菱食品の販売網、国内トップクラスの水産ノウハウを持つマルイチ産商の機能融合は、生鮮市場へ大きなインパクトを与えそうだ。(篠田博一)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら