厚生労働省、遺伝子組み換え食品でスイートコーン初認可へ
厚生労働省は、遺伝子組み換え食品では初めてスイートコーン品種で流通認可の方向を固めた。8日、食品衛生分科会のバイオテクノロジー部会(部会長=首藤紘一・国立医薬品食品衛生研究所長)を開いて、安全性を最終審査。全委員の了承を得た。現在まで確認済みのトウモロコシは七品種で、すべて油脂用のデント種だった。スイートコーンは食品としての用途が一般的。国産以外にも冷凍調整品で輸入量が多い。同省は、法的な流通規制の始まる4月までに認可する方針で、今後の手続きを急ぐ。