原料ごま、史上最悪の環境悪化に直面 1年半で価格2倍弱

農産加工 ニュース 2014.02.21 10968号 01面

 搾油、食品の両原料ごまが史上最悪の環境悪化に直面している。1年半で輸入価格が高騰。搾油用は年初、12年10月比で2倍弱に相当する1t当たり2500ドルに到達。最大輸入国に転じた中国の動向や対生産国からの調達難化など国際的な問題に端を発しており、根本的改善は事実上不可能にある。現在の販売価格では採算性が崩壊することは確実で「もう2段階程度引き上げなければならない」(かどや製油・小澤二郎社長)状況だ。(村岡直樹)

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