焼酎甲類特集=メーカー:各社、シェア拡大策模索
飲用本直し台頭に混乱した九九年の焼酎甲類。国産商品は、さらなる大容量化、価格訴求が進み、韓国焼酎は業務用を中心に順調に市場を拡大した。飲用者獲得に向け好調な販売動向の「飲用本直し」発売に踏み切るメーカー、新たな差別化策として熟成ものの焼酎甲類や甲乙混和焼酎を発売するメーカー、さらなる価格訴求に踏み切るメーカーなど各社さまざまな対応策でシェア拡大を目指した。 業界を混乱させた「飲用本直し」は、参入メーカーの拡大と焼酎甲類業界への影響から基準改定となったが