フランス食品振興会がフレッシュな味わいのロワールワインのキャンペーン
フランス食品振興会(SOPEXA=東京都港区、03・3585・7440)とロワールワイン委員会は、日本市場におけるロワールワインの販売増加を目指した「ロワールワインキャンペーン」を4月1日から6月30日まで展開している。参加店舗には、ポスターやポップなどの販促グッズを無料で提供、「グラス・ボトル売りキャンペーンをバックアップすることで、バラエティー豊かなロワールワインの新たな魅力をアピールする」(ジャン・シャルル・クルーアンSOPEXA代表)。
ロワールワインとは、ロワール川流域のアンジュー、ソーミュール、トゥーレーヌ、サンセール地区で造られるAOC(原産地統制名称)ワイン。清涼感があるフレッシュな味わいとバラエティーの豊かさが特徴。赤、白、ロゼ、ヴァン・ムスー、辛口、甘口、半甘口など、さまざまなタイプを持ち、飲みやすくリーズナブルなワイン。
キャンペーン期間は、参加店舗が任意で二週間を選択、配布された特製POPキットを使用してグラス売り、ボトル売りのプロモーションを展開する。優秀店舗には、フランス製高級ゲーム「ル・ネ・ドゥ・ヴァン(ワインの鼻)」などをプレゼントする。
ロワールワイン委員会とSOPEXAは、ロワールワインの販促活動として、昨年から同様のプロモーション、キャンペーンを行っている。秋口には、ソムリエ協会とタイアップした若手ソムリエのためのロワールワインコンクールなども開催する予定。
ロワールワイン年間生産量は二五万キロリットル、九九年の日本への輸出量は約一七二五キロリットルとなっている。