そば本来の風味「薮そば」「更科そば」「茶そば」発売(霧しな)
(株)霧しな(長野県木曽郡、0564・44・2341、(株)はくばくの子会社)は、今年から信州開田高原「霧しな“生”そば」三品(薮そば、更科そば、茶そば)を発売した。
冷涼な火山台地、湧き水、夏に見られる細かな霧が育む数多くの条件に恵まれた開田高原産のそばは、香り、風味、歯ざわりが優れ、そば通の間では「霧下蕎麦」の名で好まれている。
開田高原で収穫したそばをはくばくの製粉工場で製粉、滅菌加工を施し、賞味期限をのばすための添加物などは一切使わず、そば本来の味と風味を大切にしている。
「薮そば」は、そば粉の風味をそのまま生かしながら、滅菌加工し、ひきぐるみにしたやや色の濃い薮風のそば。滅菌山芋粉を配合し、麺線をランダムにしており、一層のどごしがなめらかになった。二四〇g(一二〇g×二、二人前)、小売三〇〇円。
「更科そば」は、そば粉の一番粉の部分をふんだんに使い、御嶽山の湧き水で練り上げた、やや色の白い更科風の上品なそば。歯ごたえのあるしゃっきり感で、そば本来の風味を生かしながら、滅菌加工したそば粉を使用している。同。
「茶そば」は、そば粉に玉露抹茶を入れたお茶風味の茶そば。お茶の風味とそば風味がまろやかにミックスしたのどごしのよい茶そば。二四〇g(一二〇g×二、二人前)、小売三二〇円。
三品とも賞味期限は冷蔵未開封で製造日を含めて一〇日間。