O-157で厚生省が最終報告、やはりカイワレ? 「根からではない」と推定

ニュース 総合 1996.09.30 8101号 2面

厚生省は26日、大阪・堺市の病原性大腸菌O157による中毒の原因究明結果の最終報告書をまとめた。中間報告で原因食材として名指しされたカイワレ大根について、原因食材の可能性が高いとの判断を明確にした。また羽曳野市の生産施設から特定の日に出荷されたものとして、カイワレ大根全体の安全性に問題があると指摘したものではない、と配慮を示した。 だが汚染源、汚染経路の特定はできておらず、再発防止のためにカイワレ大根についての食品監視を行い、今回明らかになった給食シス

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