ネスレ日本、主成分を低脂肪に「ニド」発売
ネスレ日本(株)(神戸市東灘区、078・857・4300)は、コーヒークリーミングパウダー「ニド」を従来の植物性から動物性に一新、パッケージも新たに2日から全国に発売した。
パウダータイプのコーヒークリーミング市場は動物性と植物性があるが、植物性クリーミングパウダー商品が圧倒的で動物性の商品が少なく、消費者にとって選択の余地が少ない市場となっていた。
同社では、マーケットシェア・ナンバーワンの「ブライト」と「ニド」で市場展開しているが、このうち「ニド」の主成分を植物性油脂から乳脂肪に変更し、一段とクリーミーなおいしさを持つ動物性クリーミングパウダーにリニューアル。動物性でありながら糖分は植物性のものとしているため、しつこくなりすぎずにコーヒー本来の味と香りを引き立てる独特の新しいおいしさの製品に生まれ変わった。パッケージは、これまでの白を基調としたラベルから乳製品のクリーミーさをイメージした黄色ベースに一新し、新設計の計量パッケージの採用により、大容量でも消費者が持ち運びやすいうえ、物流時のトータルコストの削減に役だっている。また国際的ネットワークを生かし、原料をオーストラリアから調達し求めやすい価格設定が実現した。
▽ニド二八〇g入り=希望小売価格五五五円(消費税別)、荷姿二八〇g×一二、バーコード4902201011976▽ニド一五〇g入り=同三七〇円(同)、同一五〇g×二四、同4902201011945