紀文食品、新技術・新味覚全面に「かき揚げ天ぷら」など3月10日から発売
㈱紀文食品(東京都中央区、03・3544・2751)は、九三年春夏商品の基本政策として、①新しい技術や味覚性を持った新製品開発②春夏需要の高い製品を改良やプロモーション展開で育成③需要創造を目指した商品の利用機会の新たな提案‐を前面に打ち出し、新製品二六品、リニューアル製品一四品を10日(一部1日、17日)から発売した。
“新技術・新味覚性”関連では、魚肉加工品として、独自の野菜処理技術でシャキッとした歯ざわりが受けている「野菜天ぷら」(昨春発売)に加え、さつま揚げに天ぷら衣をつけて揚げた「かき揚天ぷら」を新たに発売するとともに、惣菜性の高い「照り焼さつま(プレーン、野菜)」「築地コロッケ」、スナック感覚の「チルド スティック かまぼこ」を導入。この他、中菜惣菜ではミニサイズで食べやすく、フライパンで焼くだけの「ミニ春巻」、鮮魚・塩干物では独自の製法で塩分二分の一(同社比)の「いか塩辛、塩分 1/2」とご飯にかけて食べられる「海の納豆 めかぶ漬」をラインアップ。
“育成・強化品”では、好調の「磯小鉢」「細ぬきとうふ」をリニューアル、プロモーション投下する一方、かに風味かまぼこ「マリーン」を生活者の嗜好変化に合わせ、旨味のバランスを改良するとともに、保存料の除去、エコロジートレーへ変更した。
“利用機会の新たな提案”では、夏場の「おでん」の利用促進として、冷やしても温めても美味しい野菜中心の「たっぷりお野菜」、夏の新しい味覚として、お湯で温めるだけで食べられ、冷やしても美味しい「しゃぶしゃぶ餃子」、おかずにも利用できる「ミートサンドはんぺん」「サックリコロッケ」、さらに料亭の涼味を家庭で手軽に食べられる商品として「懐石涼味(枝豆・生姜・黒胡麻)」を導入。
春夏新製品の、小売価格は次の通り。カッコ内は容量。
▽チルド スティックかまぼこ‐二〇〇円(五本)▽ミートサンドはんぺん‐一六〇円(一枚)▽かき揚天ぷら‐二五〇円(二枚)▽照り焼さつま(プレーン)‐二三〇円(三枚)▽同(野菜入り)‐二五〇円(同)▽まるてん‐二〇〇円(同)▽かくてん‐二〇〇円(四枚)▽ボンレスツナ‐二八〇円(二〇〇㌘)▽築地コロッケ‐二八〇円(三個)▽たっぷりお野菜(おでん)‐三八〇円(総量四六〇㌘)▽しゃぶしゃぶ餃子‐二二〇円(一二粒)▽サラダ餃子‐同(同)▽サックリコロッケ‐二五〇円(一〇粒)▽ワンタン大将‐三〇〇円(一二粒)▽パリパリチーズイン‐二三〇円(同)▽ミニ春巻‐二三〇円(六個)▽わかめ入りところ天・サラダ小町‐一八〇円(一八〇㌘)▽懐石涼味(枝豆、生姜、黒胡麻)‐各一八〇円(一六五㌘)▽寒天もずくながし‐一八〇円(一〇〇㌘)▽海の納豆・めかぶ漬‐一六〇円(二カップ)▽海鮮bM仕込・味付いかさし‐二六〇円(総量一三〇㌘)▽角膳・照り焼ほたて‐三五〇円(五個)▽いか塩辛 塩分 1/2‐二四〇円(一〇〇㌘)▽タピオカココナッツ‐二二〇円(一九〇㌘)
〈リニューアル品〉▽越前ちらし‐一六〇円(九〇㌘)▽磯小鉢トレー‐一九〇円(一二〇㌘)▽細ぬきとうふ(プレーン、抹茶、玉子とうふ)‐各二五〇円(一八〇㌘)▽ポッキンごまとうふ‐一三〇円(一二〇㌘)
〈規格変更〉カッコ内は、旧小売価格と旧容量。
▽マリーン一一本‐二三〇円(二五〇円)、一四〇㌘(一五〇㌘)▽同六本‐一七〇円(一九〇円)、九五㌘(一〇〇㌘)▽竹笛‐二〇〇円(二一〇円)、一五五㌘(一六〇㌘)▽小判揚トレー‐二二〇円(二四〇円)、一六〇㌘(一七〇㌘)▽揚ボール‐二二〇円(二四〇円)、一四五㌘(一五〇㌘)▽いか利休‐二二〇円(二四〇円)、一四五㌘(一五〇㌘)▽五目揚‐二二〇円(二四〇円)、一五五㌘(一六〇㌘)▽海老天‐二二〇円(二四〇円)、一四五㌘(一五〇㌘)