中国産甘栗、干ばつで大幅な減産
中国産栗が一〇年ぶりの大凶作で甘栗市場が波乱含みとなっている。今年の中国産栗は5~6月の開花期、その後共に雨のない大干ばつに見舞われ、焼き栗用の主産地天津、山東など原産地は二~四割の減産、輸出用の確保が厳しいだけでなく国内用が急減している。栗はやや小粒ながら、日照りと養分増で甘味が多く美味しさを増してはいるが、対日輸出量は大幅に減少した。 対日輸出割当ては通常①河北省糧油一万八〇〇〇t(今年の輸入推定量約八〇〇〇t)②糧油総公司二〇〇〇t(同一五〇〇t
中国産栗が一〇年ぶりの大凶作で甘栗市場が波乱含みとなっている。今年の中国産栗は5~6月の開花期、その後共に雨のない大干ばつに見舞われ、焼き栗用の主産地天津、山東など原産地は二~四割の減産、輸出用の確保が厳しいだけでなく国内用が急減している。栗はやや小粒ながら、日照りと養分増で甘味が多く美味しさを増してはいるが、対日輸出量は大幅に減少した。 対日輸出割当ては通常①河北省糧油一万八〇〇〇t(今年の輸入推定量約八〇〇〇t)②糧油総公司二〇〇〇t(同一五〇〇t