アンダルシア風オリーブオイルレシピ:彩り野菜のフリット(天ぷら)
悪玉コレステロールの値を低くし、善玉コレステロールを増やす働きをするオレイン酸(単一不飽和脂肪酸)を多く含むオリーブオイル。オリーブオイルを多用する「地中海式」食習慣をもつ人々は、心臓病などの生活習慣病にかかる率が低いという統計もある。豊かな大自然の中、有機オリーブの生産に力を注ぐスペイン・アンダルシア地方風の料理を紹介する。
▲取材協力・資料提供 アンダルシア製品輸出促進公社(CdeA)
日本事務所、E-mail:japon@cdea.es
彩り野菜のフリット(天ぷら)
〈材料・4人分〉
・赤・黄パプリカ……各1個
・インゲン……………8本
・アスパラガス………8本
・オリーブオイル(揚げ用)
・水・小麦粉……………適量
・塩・レモン・黒オリーブの実…………………少々
〈作り方〉
(1)野菜は長さ5~6センチのスティック状に切る。
(2)小麦粉を水で溶き揚げ衣を作り、野菜をくぐらせ、170度Cに熱したオリーブオイルの中でサッと揚げる。
(3)塩をふり、レモンや黒オリーブを添える。
◆箸休め1 調理法別オリーブオイルの使い分け
「オリーブオイルは用途によって使い分けるのがおいしく食べるコツ。風味豊かな『エキストラ・バージン(EV)オリーブオイル』はパンやサラダなど生食向き。揚げ物・炒め物に向くのは、高温・酸化に強い『ピュアオリーブオイル』。癖がなく味がまろやかです」と、マリアーノ・ヒメネスさん。