中国産?ポルチーニ茸召し上がれ

1999.12.10 51号 10面

以前『百歳元気新聞』に載っていた東健の『田七人参』を早速取り寄せまして、いま『田七原液』を毎日飲んでいるところです。

9月はじめに北イタリアのフェラータ(岩登り)に参加しましたが、岩山のふもとの松林や草むらにはキノコがいろいろとあって、なんとガイドさんが直径二〇センチ以上もあるキノコを見つけて、彼のレストランでオリーブ油をぬって焼いてくれました。これをデコレーションケーキのように切り分けて、一つを一二人で食べたのですが、とてもおいしかった!。

ここの特産は“キノコ”と知り、探しましたところ、ありました、ありました。マツタケとシイタケのあいのこのような風味があって、少量のお水ですぐ柔らかくなります。日本にはないのかなと気をつけていましたら、先日見つけました。「ポルチーニ茸…料理王国、イタリアのマツタケ」と書いてあるではありませんか!。利用方法はパスタ料理、肉・魚料理など、ポルチーニで作ったソースをベースに幅広く応用できます、とのことでした。

【ポルチーニソースの作り方】(1)ポルチーニ一〇グラムを五〇ccのお湯で一〇分間戻す (2)細かく刻んだニンニク一かけ分をオリーブ油で炒める (3)(2)に(1)をお湯ごと入れ、弱火で十五分火を通す (4)火を止めバターを加え、塩・コショウで味を整える

三人分のパスタ(約三〇〇グラム)をゆで、前記のソースにからめ、バジリコをふりかけて出来上がり。

以上が日本で売っていたポルチーニだけについていたレシピです。ちょっとおかしいのが、袋に「産地・中国雲南省」とあったことです。(東京都 天谷裕子さん)

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