丸美屋食品工業、ふりかけCMソングに小林幸子の新曲「白いゆげの歌」採用

 丸美屋食品工業はふりかけのCMソングに人気歌手小林幸子の新曲を採用した。特別公演にも協賛して社会貢献を深化し、ふりかけユーザー層の拡大を目指す。〈写真=特別公演のロビーに登場した「メガ幸子」の2階まで届く右手には「メガのりたま」〉

 丸美屋はふりかけ、麻婆豆腐の素、釜飯の素などご飯周りの商材を数多く揃えるが、小林幸子のご飯に関連する活動に共感し、3月からラジオの「のりたま発売50周年」、TVの「ソフトふりかけシリーズ」CMソングとして「白いゆげの歌」を採用した。小林はコメ主産地の新潟県出身で、中越地震の復興支援として長岡市山古志で「幸子米」を自ら植え、稲刈りも行う。同曲には「(ご飯の)白いゆげは元気な匂い、ふりかけのにおい」との歌詞があり、プロモーションビデオに「のりたま」も登場する。

 丸美屋は東京・明治座で3月に行われた小林幸子特別公演にも協賛した。同社の協賛事業は人気ミュージカル「アニー」や高円寺阿波踊りが知られるが、シニア層を中心に満員御礼の続いた特別公演への協賛で社会貢献活動をさらに深化させた格好だ。CMソングの対象となるふりかけのメーンユーザーは小児とその母親。小林のファン層であるシニア世代の需要喚起も期待できそうだ。

 (吉岡勇樹)

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