豪州「パイフェイス」上陸 ダスキン10年後300店舗目指す
ダスキンは、オーストラリア発祥のパイ専門店「パイフェイス」のライセンスを取得し、10月27日に1号店「ラゾーナ川崎店」(目標月商500万円)を出店した。19日に旗艦店「渋谷モディ店」(目標月商800万円)を出店する。ミートパイとコーヒーのセットメニューを主軸に10年後に300店舗体制を目指す。
パイフェイスは2003年の創業以来、オーストラリアを中心に世界7ヵ国に60店舗を展開するパイ専門店。ダスキンは14年にライセンスを取得し、テークアウトのみの川崎店とイートイン併設の渋谷店でチェーン事業を開始する。3年以内に首都圏を中心に5店舗を出店する方針。
主力のミートパイは、オーストラリアでは国民食といわれるほどポピュラーだが、日本で専門店としてチェーン化されるのは今回が初めて。手始めに、角切りステーキとグレービーソースが入った「チャンキーステーキ」など4種、日本オリジナルの5種の惣菜パイ、スイーツパイ7種を提供する。パイの表面には“顔”が描かれており、口の形で具材が分かるデザインもブランドの大きな特徴だ。