サンキー、国内唯一のプラスチック券売機新発売 飲食店、温浴施設での需要狙う
サンキーは、新型プラスチック券売機「K-115」(製造=協南精機)=写真=をこのほど発売した。
プラスチック券売機の流通は、機器メーカーの生産終了によって中古品に限られてきたが、プラスチックならではの省力機能を支持する飲食店や温浴施設からの要望が根強く、リバイバル販売となった。
同機の利点は、紙式の券売機に比べてロール紙が不要なため、ランニングコストが削減でき、紙詰まりなどのトラブルも避けられること。また、新たに内部照明をLEDに変更し、月々の電気代を300円程度に抑えた。
幅450mm×奥行360mmのコンパクトサイズながら、標準で16ボタン12券種(オプションで15券種まで対応)を搭載。最大1500枚のプラスチック券を収納できる。
売上げデータは簡単な操作で確認でき、オプションのプリンターで詳細を記録することも可能。社員食堂、ラーメン店、温浴施設などを中心に年間300台の販売を目指す。