がんこフードサービスとモスフードサービス、あまがさきキューズモールにフードコート出店
「あまがさきキューズモール」は2日、フードコートを増床リニューアルし、がんこフードサービスの「あまどん」と、モスフードサービスの「ミアクッチーナ」の注目新業態2店舗を含む、5店舗が新たにオープンした。
がんこフードサービスの「あまどん」は20~40代の団塊ジュニアをターゲットに開発したかつ丼とかつカレーの専門店。「とんかつがんこ」業態で使用する豚肉と味付け配分ではなく、こだわりの三元豚を採用して味付けも若者向けにコクとパンチを出し、「イタリアンかつ丼(580円)」「柚子おろしかつ丼(580円)」などの変わりカツ丼を開発。店名も地域に根付いた店作りへの想いを込めて店舗のある“尼崎”と“丼”業態を掛け合わせた「あまどん」とした。2店舗目以降も地域名を文字って「○○どん」と地元に親しまれる名前で出店する。
モスフードサービスのパスタ専門店は「ミアクッチーナ」。“私の台所”を意味し、イタリア料理で代表的なパスタに季節感を出して提供。パスタには高品質のデュラム小麦のセモリナ粉100%で小麦の味がしっかり楽しめるラ・モリサーナ社の乾麺を使用。注文後にゆで上げてオリジナルのソースと絡めるため、フードコートとしては提供までの時間が少々かかるが、「モスバーガーと同様に、時間を掛けてもおいしいものを提供したい」とする。看板パスタは「マスカルポーネとトマトソース」「海老とほうれん草のアメリケーヌソース」「傑作ボロネーゼ」などで、ハーフサイズパスタにサラダやナポリの郷土料理とドリンクが付いた「生ハムの彩りサラダとハーフパスタのセット(980円)」も女性受けしそうだ。
「あまがさきキューズモール」は09年10月、JR尼崎駅前に「COCOEあまがさき緑遊新都心」として開業後、13年10月に現施設に生まれ変わったが、今回4月末に開業以来初の大規模リニューアルを実施し、フードコートは先立ってオープンした。