井村屋は12日、今期第2回（7～9月）の「あずきのきずなキャンペーン」抽選会を行った。1回目を含めた応募総数は昨年を9％上回り、24万2087通、最需要期の2回目だけでも18万7151通だった。下村純正営業・DM戦略部長代理は「猛暑で一部商品供給に迷惑をかけたが、『BOXあずきバー』だけで4～9月は15.2％増となった」と報告した。

　対象商品の4～9月の販売実績は、「BOXあずきバー」15.2％増、母数が小さいが「BOX宇治金時バー」25.6％増、「BOXミルク金時バー」81.5％増と、両品とも8～9月は休売したが大幅に増加した。

　同キャンペーンはクローズド形式で、A賞「ペア旅行宿泊券」15組、B賞「デジタルカメラ」「カラープリンター」各25人、C賞「選べる食材ギフトカタログ」「井村屋詰め合わせ」各75人、Wチャンスとしてオリジナルクーラーバッグが250人に当たるもの。一般の消費者代表5人（写真）が参加、厳正に抽選会が行われた。

　井村屋製菓は1日、持ち株会社「井村屋グループ株式会社」を設立し、従来のマーケティングや営業、販売、調達などを分割新設会社の井村屋株式会社が引き継いでいる。

　（山本大介）