農研機構、コメの健康成分高める技術開発

農産加工 ニュース 2019.04.03 11857号 06面

 発芽玄米で有名なGABAや食物繊維、フェルラ酸など、コメの持つ複数の機能・健康成分を同時に高濃度に高める技術が誕生した。国立研究開発法人・農業食品産業技術総合研究機構(農研機構)次世代作物開発研究センターが開発したもので(特許申請中)、農林水産省補助事業による支援を受け、民間企業(愛知県)と共同で、この技術を用いた発芽玄米全粒粉を製造するめどが立った。
 この発芽玄米全粒粉を50%以上配合した加工品として、グルテン使用のパンほか、グルテンを使わないパ

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