食のプロ注目、オトコのためのガツンと辛い新製品1位はマカ入り黒カレー飯
食品業界では、すでに新製品には“夏”を意識したモノが出始めている。そのうちのひとつが「辛さ」に特化したアイテムだ。今回はそんな、ガツンと辛い!新製品をランキング形式でご紹介。いずれも黒を基調としたデザインで、強烈な辛さばかりでなく、男性の好みに視点を置いていることもうかがえる。
なおデータは、日本食糧新聞社が運営する食品業界向け会員サイト「食@新製品」をもとにしている。
【1位】南米の活力素材“マカ”入り「男の極旨 黒カレー飯」
第1位には、「男の極旨 黒カレー飯」(明治)がランクイン!真っ黒なパッケージが重厚な、冷凍カレーピラフだ。
厳選した3種のニンニクと焦がしニンニク油をブレンドし、スパイシーでクセになるうまさに仕上げたばかりでなく、なんと南米の活力素材「マカ」入り!
同社では「男の極旨 黒カレー」というレトルトカレーも発売しており、今回はこの人気カレーをベースに開発。300gという大容量もスパイシーな味わいも、単身男性の平日の夕食を想定している。
1袋300gでオープンプライス(想定小売価格270円税込)。2月下旬から全国発売中。

【2位】夏場にぴったり「麺屋武蔵監修 辛まぜそば 大盛り」
2位にも冷食がランクイン。「麺屋武蔵監修 辛まぜそば 大盛り」(テーブルマーク)は、ラーメン店「麺屋武蔵」監修の麺アイテム。夏場に好適な“まぜそば”アイテムとして新発売。
唐辛子と魚介のインパクトのある辛さが本品の特徴。その旨みが、食べ応えある太麺に絡んだ汁なし麺は、ピリ辛の風味ともにどんどん食べ進んでしまうだろう。
こちらも390gという大容量の1食完結型。さらにトレー入りなので、外袋のまま電子レンジでチンすれば食べられるという「超お手軽」調理なのも嬉しい。
1食入りでオープンプライス。3月1日から全国発売中。

【3位】 “MADMAX=最狂”の名にふさわしい刺激感「チキンラーメン <アクマのキムラーMADMAX>」
3位には、定番ブランド「チキンラーメン」がランクイン。とはいっても、「チキンラーメン <アクマのキムラーMADMAX>」(日清食品)は、いつもの優しい「チキンラーメン」と思ってはいけない。“もっと辛いキムラーに挑戦してみたい”という声に応え、激辛に進化させてしまったのだ。
ベースは、いつもの香ばしい「チキンラーメン」の麺と、元祖鶏ガラスープ。しかし問題は、別添の特性オイル。キムチのうまみとごま油の豊かな風味がきいた刺激的な辛さを、ぜひ試してほしい。
3食入りパックで408円(税別)。3月4日から全国発売中。

【4位】“辛魚粉”で辛みUP「麺処井の庄監修 辛辛魚つけ麺」
4位の「麺処井の庄監修 辛辛魚つけ麺」(寿がきや食品)は、東京・石神井にあるラーメン店「麺処井の庄」監修。寿がきや食品では、たびたび同店の「辛辛魚らーめん」や「辛辛魚つけめん」を商品化。今回は要冷蔵のチルドタイプなので、より“本物感”が味わえそうだ。
“辛旨の境地を極めた”という内容は、ストレート太麺・濃厚魚介豚骨液体スープ・コクととろみがきいた粉末スープ・後入れ粉末スープという構成。この、後入れ粉末スープこそがポイント!2種の唐辛子とカツオ魚粉をブレンドした辛魚粉を入れれば、味のパワーアップを実感すること間違いなし。
1食で298円(税別)。3月1日から関東・中部・近畿のエリア限定発売。

【5位】豆板醤、花椒がきいた痺れる旨み「マルちゃん 食べるスープ なめらか豆腐 <四川風麻婆味>」
5位には、「マルちゃん 食べるスープ なめらか豆腐 <四川風麻婆味>」(東洋水産)がランクイン。
本品は、豆腐に合う具材や味付けをセレクトした麻婆味のカップスープ。具材は、滑らかな豆腐の他に、なんといま流行中の“大豆ミート”を使用という非常にヘルシーなアイテムとなっている。
しかしそのスープはというと、豆板醤・花椒がガツンときいた痺れる四川風!ただし、辛口なばかりでなく、その奥には隠し味のオイスターソースを感じることができるだろう。
1食で170円(税別)。3月11日から全国発売中。

以上、「食のプロが注目する、オトコのため“ガツンと辛い”新製品」ランキングをお届けした。いずれも辛さばかりでなく、“うまみ”にも重きを置いており、忙しい日でも簡単にかつ本格的な味が食べられるアイテムだ。そろそろ気温も高くなってくる季節、辛いモノで暑さを吹っ飛ばす用意をしてはいかが。