フェルマ木須、紫紺色が特徴のダイシモチを生産 種まきから販売まで一貫体制

木須栄作社長

木須栄作社長

紫紺のもち麦

紫紺のもち麦

 佐賀県伊万里市の農業生産法人・フェルマ木須。紫紺色でご飯が薄く紫に色づき、甘みや弾力性に優れるしっかりした味わいの「ダイシモチ」を年間約180t生産する。その品種特徴に加え、外国産が9割を占めるもち麦で、希少な国産として注目され始めている。
 同社は、コメ農家としてかねて、二毛作で冬場に焼酎原料用うるち大麦を生産していた。だが、単価が低く補助金ありきで採算が取れる点に疑問を感じていたところ、愛媛県の農家からダイシモチを紹介され10年前、生産をスタート

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