カフェックス、生豆使用コーヒーマシン「カフェックス50」発売
(株)カフェックス(震災のための仮事務所=大阪市、06・614・9651)は、生豆からコーヒーを入れるコーヒーマシン「カフェックス10」(一〇杯分抽出)に続き、業務用に「カフェックス50」(ホットとアイス同時に各五〇杯分抽出)を新発売した。ボタン一つで生豆を焙煎↓冷却↓ミル↓ドリップ↓保温の一台五役でマイコン操作。
生豆使用のため、焙煎豆は一杯当たり一〇~一三g使用するところ四~五gと半分以下となり、一杯のコストが通常三〇~四〇円(一〇g使用)のところ一〇~一五円で納まる。焙煎した豆をすぐ熱湯で抽出すると、にごる、青臭い、光がなくなる、煙臭いなどの問題点があったが、チャフ(生豆に含まれるうす皮)取りなどにより解決。焙煎したての鮮度の良いコーヒーが飲める。焙りたてのコーヒーは脱臭力が強く、カルキのにおいを吸収するので水道水をすぐに使える。
すべての機能が単独または同時作動どちらでも可能で、六リットルのコーヒーが焙煎から抽出までホット一〇分、アイス一五分で出来上がる。ホットもアイスも水を注ぐだけ。水から一五分で使えるアイスコーヒーマシンは業界初。サイズ(ミリメートル)は幅八九〇×奥行き四一〇×高さ七八〇。重量は約四五キログラム(満水時七三キログラム)とコンパクトな設計となっている。