植物生まれのカルピス誕生 次の100年へ新たな健康価値を提供
2019年に100周年を迎えたアサヒ飲料の「カルピス」ブランドから、豆乳を発酵して作った新たな「GREEN CALPIS」が4月7日から全国で発売される。「植物生まれ」という新たな健康価値を提供することで、次の100年へ新たなチャレンジを行いさらなる進化を図る。
「GREEN CALPIS」(PET300ml・希望小売価格138円・税別)は乳成分を使用せず、豆乳を原料とし、発酵という自然製法によって作ったカルピス史上初の「植物生まれのカルピス」となる。
“乳成分が気になる人にも「カルピス」の味わいを楽しんでもらいたい”という思いから開発された。40~50代の女性を中心に提案するなど、「次の100年」に向けて新たな技術でチャレンジし、あらゆるターゲットのニーズに応えていく。

甘さ控えめで豆乳由来のやさしい味わいのため、一息つきたいリフレッシュシーンなどに適しており、乳成分が気になる人でも楽しめるのが特徴だ。コレステロールゼロ、1本あたり99kcalと体にうれしい設計も施している。
パッケージは、植物から生まれた新しい「カルピス」であることを訴求すべく、商品名をグリーンのリースで囲ったデザインにし、大豆のイラストやクリーム色の水玉模様により豆乳を使用していることを分かりやすく表現している。
「おいしい」「滋養」「安心感」「経済的」というブランド誕生時の三島海雲氏の思いをつなぐ4つの本質価値を守りながら、時代や環境の変化に対応し、消費者の潜在的なニーズにあった価値を提供するべく、“挑戦する”アイテムとなる。
大越洋二常務執行役員マーケティング本部長は「同アイテムの開発への取組みは、今から約35年前の1984年から開始した。当初は、牛乳が入手できない国でも提供できないか、との思いから。牛乳を発酵させるための『カルピス』の乳酸菌のため、豆乳を発酵させることは、困難であったが、研究開発技術力で試行錯誤しながら、『カルピス』らしい風味やお客様に満足いただける味わい、安定性などを技術的に確保できたことから、新発売に至った」と語った。