津村康博氏(右)と学校菜園プロジェクトを立ち上げたNGO関係者(C)WFP/Desmond Jones
アフリカ西部に位置するシエラレオネは、1991~2002年に内戦、14~15年にはエボラ出血熱で多くの人命を失った。国連WFPシエラレオネ事務所・副代表を務める津村康博氏に現地でのコメ作りや気候変動について聞いた。
●増産と収入向上へ 災害予防・緩和に投資を
西アフリカでは20年前から日本の援助で小規模農家の食料安全保障支援を行っている。コートジボワール、シエラレオネなど7ヵ国が支援を受け、荒れ地を水田に変え、コメの増産と農民の収入向上など、持続可能な食料安全保障に役立て