八天堂、スイーツパンの可能性拡大に挑戦 「くりーむコッペパン」販売開始

「くりーむコッペパン」

「くりーむコッペパン」

 八天堂は、スイーツパンの可能性の拡大に挑戦する。従来のエキナカ、催事を中心とする「くりーむパン」の展開に加え、新たにHoCoppe社を立ち上げ、「コッペパン」の新ブランド「ほこっぺ」の販売を18日から全国のスーパー、コンビニエンスストアのスイーツ売場でおよびオンラインで開始する。今後、ウィズコロナ時代における「おうち時間」を豊かに、手軽に楽しんでもらえる商品の開発を目指す。

 同社は、新ブランド展開の理由を「八天堂のこだわりの味を楽しんでもらいたい、朝食や子どものおやつに気軽に手にとってもらいたいという思いから、全国の小売店で購入できるくりーむコッペパンを開発」したと説明。今後は、さまざまな生活シーンへの新提案ができる「ほこっぺ」ブランドで新たなスイーツパンの定番化を目指す。

 ブランド名の「ほこっぺ」には、「くりーむコッペパンを食べたときの“ほこっと”した幸せな気持ちを家族や友人、大切な人と分かち合ってほしい」「私たちが提供するコッペパンが、お客さまの“ほっぺ”につながってほしい」という願いを込めた。

 「ほこっぺ」ブランドの第1弾商品は、「くりーむコッペパン〈カスタード〉〈チョコレート〉〈抹茶〉」の3品。

 中身のクリームは、丁寧に手で炊き上げたカスタードを使用。ボリュームがありながら、子どもでも一つをペロッと食べてしまうような軽やかな味に仕上げた。パン生地は、クリームと合わさったときの口どけを楽しんでもらえるように、冷やしてもおいしいパンという八天堂の強みを同品にも生かした。価格は、オープンプライス。

 今後は、さらなる消費者とのつながりの促進のためにSNSを使ったユーザー参加型のキャンペーンなどを予定。(青柳英明)

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