味の素社、通期上方修正も課題 新常態の活路探る 喫食・調理、チャネル変化

調味料 ニュース 2020.11.09 12144号 02面
西井孝明社長

西井孝明社長

 味の素社は、21年3月期上期連結決算を踏まえ通期業績予想を4日、上方修正したが、コロナ禍で定着し始めた“新常態”の中で生活者の喫食・調理、販売チャネルの変化への対応が課題としており、対応を模索している。4日のオンライン中間決算説明会で西井孝明社長は「コロナ禍で失われている外食の価値、エンターテインメント性や大勢で楽しむイベント食などを今後、どのようなチャネルで生活者に届けるかというところについて試行錯誤を繰り返しながら新しい活路を探す取組みを始めている」とした。

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