話題の店WATCH:「上島珈琲店 虎ノ門店」一人席メインでコワーキング席設置
●ニューノーマル対応の「上島珈琲店」新店舗
1月にオープンした「上島珈琲店 虎ノ門店」は、ウィズコロナに対応し、安心して利用できるように、自然と三密が回避できる工夫を施している。従来よりもゆったりとした空間設計に加え、一人席をメインに配置。対面での会話を避けるため、席の配置を横並びにレイアウトしてパーソナル空間を確保し、お客同士の目線ができるだけ合わないような席配置にしている。
ビジネス街の虎ノ門に位置することから、気軽に立ち寄れるカフェとしてはもちろん、ワーク利用もできるよう、「ライトカフェゾーン」(18席)、「ラウンジゾーン」(24席)、「コワーキングゾーン」(22席)の3つのエリアを設けている点も特徴的だ。「ラウンジゾーン」や「コワーキングゾーン」では、仕事に集中できる半個室ブース席や、トレーを置いても書類やPCが濡れないよう段差をつけた席、ゆったり広めのソファー席など、用途に応じた異なる席を用意している。
コロナ禍以前から、カフェの一人利用やワーク利用のニーズは高まっていた。「一人席メイン」「コワーキングスペース設置」「パーソナル空間確保」は、アフターコロナにおいてもカフェの一つのあり方になるかもしれない。
●店舗情報
「上島珈琲店 虎ノ門店」
所在地=東京都港区西新橋1-7-14京阪神虎ノ門ビル1階